day 1st:catering for Erykah Badu & her band/crew ― 2010/04/18 15:41
前々日、前日は幸い定休日なので横須賀、鎌倉と買い出し&仕込み、フー。そして当日。朝からパン焼き。冬みたいに寒くて雨の中、ヘルパー、アユミちゃんの車でzepp東京へ。ところが出がけに「キュウリとセロリとほうれん草のジュースは?」と電話でリストに無いオーダーが。ごめん、もう無理。あと、家中のトングが行方不明。途中どっかで買わなきゃ。
4時に到着。プロモータースタッフの人たちと挨拶して、早速準備に取りかかる。アユミちゃんスタッフに人気。バンドのリハはもう始まっていた。でもどの人がバンドの人とか全然分からん。6時からサーブ予定。もう一人のヘルパー、ベンちゃんも到着。
楽屋があんまり殺風景なので家から持って来たアフリカの布をソファーやテーブルに掛ける。でもセッティングは楽屋前の廊下になった。ビーガンとノンビーガンのテーブルを分け、バナナの葉を敷く。ディナーの依頼だったので、色々温める用意をする、と火は使えないってzepp側からクレーム。一応事前に確認したんだけどな。電源もあまり貰えないようだが、炊飯器の保温はOK。仕方なく火は雨降る駐車場で。zepp東京側スタッフは冷たい感じ、お前らも保温してやろうか?
ノンビーガン食のメニューは
- 季節の野菜サラダ、カランツビネガーソース
- 照り焼きチキン
- ビンナガマグロのグリル、プッタネスカソース
- ポテトと人参グリルローズマリー風味
- 米とパン
- フルーツ盛り合わせ
- チョコレートブラウニー、ホイップクリーム
事前リストによるとバンドクルーもちゃんとしたものを食べたいとの事。が、勝手にピザ出前して食べてやがった!こっちはいつでもアツアツで食べられるように駐車場行ったり来たりしてるのに。おまけにゲータレードばっかり飲んでる。そう彼らは見事にアメリカ人だったのだ。そんでピクルスないか?とか醤油は?とか。ベンちゃんにお使い頼む。
ソルトフリーなビーガンメニュー
- ワダ、ビーガンミートソース
- 沖縄サツマイモと人参、ジャガイモのポリヤル
- ポロネギとマッシュルームとドライトマトのマリネ
- ビーツとコーンのポタージュ
- フルーツ盛り合わせ
- 塩無しパン2種
- ビーガンブラウニー、トーフクリーム
- ロウチョコレートボール
しかしErykahはなかなか現れない。バックステージの人はどんどん増えて行く。誰なんだ、あんたたちは?だいぶ遅れてErykahたち登場。ナニーが抱いた赤ちゃんは泣いてる。おっかないファットママがメイプルシロップを要求。スタッフ買いに走る。今度は魔法瓶振ってお湯はどこだっ!て。開演はすでに押しているが、Erykahは少し横になりたいそうだ。結局用意したディナーは終演後という事に。みんなナーバスになってる。ソニーの人と話した。名刺忘れたので代わりに缶バッジ渡した。
疲れちゃって正直観なくても良いかと思ったが、9時近くなって遂にステージが始まると、それはもう疲れも吹き飛ぶ程、格好良かった。Erykahはシルクハットに黒のトレンチコート、黒のハイヒールに赤いソックス。僕らは2階脇のよく見える場所から堪能したんだけど、1階席ではみんな写メばしばし撮ってるのが見えた。最近はOKなのか?
アンコール中にこっちは引き上げて、急いで食事をテイクアウト出来るように作り直す。2時間近く演奏は続いたが、11時には完全撤収だから、後でホテルに帰って食べられるようにだ。ちゃんと食べてくれるかな。洗い物をベンちゃんとアユミちゃんがバンバン片付けて行く。
2日目は横浜ベイホールでバックステージはもっと狭い。帰りのアユミちゃんの車で、BOSSは保温法やメニューなど明日の対策を練り直してるようだ。僕はプレゼンテーションを練り直しだ。
今日は、ショウビズ知ってるベンちゃんとアユミちゃんに本当感謝。
続く