カフェでベーカリーで時々屋台。coffee, bread, veggie dishes, and mobile kitchen.

タイ料理&用語講座2008/01/13 22:17

きょうはタイカレーについて。日本で良く知られているタイカレーはおそらくこの3種類ではないでしょうか。

  • ゲーン・キァオ・ワーン(グリーンカレー)
  • ゲーン・カリー(イエローカレー)
  • ゲーン・ペッ(レッドカレー)

それぞれのタイ語の意味ですが、まずこの「ゲーン」が「カレー」にあたります。 そして「キァオ」が「グリーン」、「ワーン」が「甘い」、「ペッ」は「辛い」となります。

ではグリーンはなぜグリーンか?たっぷりのタイバジル。

イエローは?ターメリック。

そしてレッド。たっぷりのチリ、が正解です。

そのほかにも実はたくさんのカレー(強いて云うなら)がタイにはあります。ココナッツミルクを使わないゲーン・ソム(タマリンドを使ったサワーカレー)や、ゲーン・パー(通称森のカレー、激辛)、ゲーン・カヌン(若いジャックフルーツのカレー)、ゲーン・ペッ・サッパロ(パイナップル入りレッドカレー)、ゲーン・マッサマン(ピーナツを使うイスラム教徒のカレー)などなどなど。

食べ方もそのカレーによって色々あり、例えばココナッツミルクを使わないカレーはカノムチン(米麺)やカオニャオ(餅米)と一緒にたべるのがアロイチンチン(本当にうまい!)なのであります。

カノムチンというのは一見そうめんのようですが、そうめんとは歯ごたえが全く異なり、もちもちしているのが特徴で、好みのゲーン、そしてもやし、パッカドンと呼ばれるマスタード菜の漬け物(日本の高菜に似ています)、バイホーラパー(タイバジルの一種)、その他ハーブや野菜をたっぷりのせてまぜながらいただきます。(ちなみに日本のタイ料理屋さんでは、そうめんを代用しているので、本物を食べてみたい〜と思ったかたは現地へGO!もしくはカノムパンまでお越し下さい。)

タイ料理は、選びようにによって、野菜をたくさん摂取できる優れた料理だと思っています。タイ料理講座、きょうはこのへんまで。

ちなみに明日のタイ料理デーでは、先ほど登場しました「ゲーン・ペッ・サッパロ」をつくります〜。どうぞお楽しみに。

上の写真はソムタム(青パパイヤのサラダ)にカノムチンを混ぜたものです。これもとってもおいしい!

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