カフェでベーカリーで時々屋台。coffee, bread, veggie dishes, and mobile kitchen.

CAFE BLUE2007/11/01 21:15

社会にでてまもない頃、青山(外苑前付近)で働いていたことがありました。
その頃の青山3丁目には「レオン」という喫茶店がありました。
(この「レオン」は原宿にも有り、「原宿レオン」「青山レオン」と云われていました。)
 仕事のあいまの休憩に、よくこのレオンに行ったものです。
そのときそこで働いていた男の子と仲良くなり。
いつでもモッズコートに黒のスリムパンツ。
そしてモッズヘアの男の子。

 その彼に教わったのがスタイルカウンシル。
そしてその頃の青山にピッタリだったのがこの「CAFE BLUE」。


 なかでもBlue Café (instrumental)が大好きで。

昼間のカフェの光。
とくになんということもない装飾の店内。
きれいに磨かれたガラス張り一面のカフェ。
大人達が集まり、コーヒーを飲みながら雑談や打ち合わせをする空間。
そんなこんなにピッタリな音。

 その後カフェでバイトするようになってからも
BGMによくこのBlue Café をかけたものでした。

ちょっと大人になったような気分になれたものです。

エプロン2007/11/03 15:33

仕事上エプロンはマストアイテムなわけなんですが、
どうもいまいち気に入ったエプロンがなく困っていました。

可愛いデッドストックのエプロンを何枚か持ってはいるのだけれど、
仕事着のTシャツ&パンツにはあわなかったり。

かといって自分でつくる暇もなく。

あーだこーだともんもんとしていたところに
昨日の夜、出逢っちゃいました。

MADE IN HAWAII。
ハンドステッチのこのエプロン。
可愛いうえに、身につけたときのラインもかなりグッドです。




エプロンがお気に入りなだけで、仕事の能率もかなりアップしたような?!


そしてもうひとつのお気に入り。
もわもわ、もはもはの部屋履き。
裸足で履くのがお気に入りですが、
あとどれくらい「裸足」を楽しめるのかなぁ。

イリヤ・カバコフ展2007/11/04 15:40

カバコフ展ポスター

先日の休みに神奈川近代美術館葉山に行って来た。

ソ連時代、ロシアにはプロパガンダ的絵本が数多く存在した。それらはロシア人アーティストたちが生き抜くために、画家が挿絵を描き、詩人や作家が文章を書いたものだ。

当時のカバコフ作品に焦点をあてた「イリヤ・カバコフ展」(11/11まで)を見に行ったのだった(現在も活躍中)。

昔、ロシア関係の仕事をしていた時に、ソ連時代の彼らの作品を見たのだが、いつか本物を見てみたいと願っていたものだ。その代表的なカバコフ作品の原画が向こうから葉山に来てくれるなんて!

それぞれ絵本も良いけれど、原画がどれも美しい。たくさんの展示品をじっくり眺めて、塗り絵コーナーでぬりぬりしていたらあっという間に閉館時間。急げ、ミュージアムショップにも行ぞ!

おすすめの「イリヤ・カバコフ展」は来週の日曜日までなので、みなさん急いで!

きょうのタイ料理(ヴェジ)2007/11/05 14:50

これは根三つ葉ときのこのナムトック。

根三つ葉は、もしタイにあったら、絶対的にタイ人が大好きな味と香りだと思います。 きょう使っているキノコは、バンコクのベジタリアンセンターで入手している「キノコのじく」だけをあつめた優れもの。

ナムトックという料理は、本来牛肉や豚肉を炭火で焼いたものを、ザクザクとカットして、ハーブやカオクア(炒った餅米)などなどと混ぜるのですが、 この「キノコのじく」を加熱すると、まさに食感も風味もなぜか?牛肉のようになるのです。

まぁ、牛肉といっても霜降りではなく、タイの牛肉、つまりギュッギュッとした噛みごたえのあるものですが。

身近な材料でつくれるタイヴェジ料理です。

カオニャオ(もち米)と一緒がおすすすめです。

秋といえば縫い物?2007/11/07 22:35

毎年恒例クリスマスブレッドの受付をもうすぐ開始します。

特製袋用の布とアップリケ用のフェルトを買いに、スワニーに行ってきました。 そうしたら、思いがけず可愛い布をみつけてしまい、こそっと買ってきて タタタタタ・・・・とミシンをかけ、新しいマクラカバーや座布団カバーを つくりました。

新しくなったカバーをかけた座布団に、一番最初に座ったのは我が家のネコでした。

普段は料理ばっかりで、なかなか縫い物をする事がないので、 とても良い気分転換になります。

ついでにお店の長椅子の布も模様替え。

模様替えって楽しいですネ。

さて、キノコのおいしい季節。 今週もキノコを使ったランチをやりますよー。

どうぞお楽しみに!!

親子のような酵母と私2007/11/09 21:42

おとといのお休みから調子が悪かったのだけれど、あれやこれや動き回ってしまい、昨晩にはかなりあやしい雲行きになり、きょう早朝めざましで起きてみるとあたまがガンガン。 臨時休業をいただいてしまいました。 ごめんなさい。

グーグーグーと眠り、ふと目がさめるとついつい洗濯してしまったり、職場も住居も同じ建物なので、色々目については気にかかったり、なかなか気が休まらなくなりがちなのですが、明日には復活する為に、そんなこんなの全てに「えいっ」と目を瞑り、ひたすら休息。

しかし、どんなに体調悪くとも、パン屋には絶対にサボる事のできない日課があるのです。

「酵母の培養」

人間に毎日の食事が欠かせないように、酵母にも毎日の栄養摂取は欠かせないのです。

毎日この酵母にお水と粉を足して培養するのです。

きょうも、せっせと面倒をみました。 うちの酵母はけっこう堅めなので、もちあげるのも一仕事だけど、元気なパンの為に頑張りました。

結局のところパンが私を元気にしてくれるし、私がパンを元気にするのです。 そういう関係。

たずねびと2007/11/10 15:26

連絡をとりたいお客様がいるのですが、お名前もなにもわからないので、 もし以下の特徴を読んで、「あ!これ私のことだわ!」と思ったかたは メールをください。

特徴 1、南インド料理が好き。(彼氏はハエが嫌い。)

2、最近、安曇野に行ってきましたネ。

3、代沢近辺に住んでいます。

4、タイに行った時に、蓮の実とタイの赤米をお土産にくれました。

どうでしょう? おこころあたりのあるかた、いらっしゃるでしょうか? ご連絡おまちしています。

着たきりスズメ2007/11/12 00:20

私たち、洋服類といえば、ほとんどのものをBangkokで購入しています。 例えば夏だったら、頭のてっぺんからつま先までぜーんぶ made in Thailand! 指輪もアンクレットもサンダルもバッグも、なにもかも。

当然Bangkokには冬物は売っていないわけで。 (あることはあります。でもあまり選択の余地はありません。)

なので

毎年冬がくるたびに「あぁ、また今年も着るものがないよ.....」と呟くはめに。

仕方がないので、長袖Tシャツのうえに半袖Tシャツを重ねるのが冬の作業着の定番となっているのです。

しかも、長袖というより7分袖のものが便利なのですが、これがなかなか売っていない。 パン捏ね作業には長袖は邪魔なのです。

で、長年愛用していた7分袖Tシャツがあったのですが、この7分袖Tシャツも去年でボロになりました。 そんなわけで、さぁて今年はいよいよ困っちゃったよ。

生地薄めで丈夫、襟ぐり広め、身幅細めの良いTシャツをご存知のかた、いらっしゃいましたら、どうぞご一報ください。 (できれば7分袖で。なければ長袖でも可。)

写真はBangkokのエンポリアムデパート。 レストルームへと続く廊下の壁です。

とても美しいピンク色。

缶バッジ2007/11/12 16:06

オリジナル缶バッジの販売をはじめました! すべて一点ものなので、気に入ったら即買いをおすすめ致しますー。

襟元やバッグのワンポイントにいかがでしょうか。

広尾2007/11/16 13:22

ここ葉山に移り住むまえは、東京の広尾に住んでいました。渋谷区広尾。

広尾はとても良い場所でした。(いまはあの商店街もたいぶ変わったようですが。)

いつもこの季節になると、その広尾のことを思い出します。たぶん、あの街はとても冬の似合う街だったのだと思います。

冬のなかでも、とくにクリスマスシーズン。派手ではないけれど、あちこちにイルミネーションが灯され、明治屋のあたりには、大きなサンタクロースの風船が出没し、ナショナル麻布スーパーマーケットではターキーの販売が始まり。

私はそのクリスマスシーズンの広尾の街が、とてもとても好きだったのです。あの頃だって冬は苦手だったはずなのに。

広尾の街にあれほどクリスマスが似合っていたのは、やはりさまざまな国のひとたちが住んでいたからなのだと思います。

そして私はたぶん、あの街で色々な国籍のひとたちに紛れて暮らすことが、性にあっていたのかもしれません。

もちろん、小さな山と大きな海のあるここ葉山も大好きですが、この時期ちょっとおセンチになってしまうのでした。

お店にかかっている布を変えてみました。暖かい赤色。