時代は変わる ― 2007/12/11 18:05

CISCO RECORD全店閉店。このニュースは、私のまわりにかなりの波紋を起こしています。http://www.cisco-records.co.jp/index.html
CISCOといえば、アナログレコードショップの最大手といえるのではないでしょうか。そのCISICOが閉店。
アナログ離れがすすみ、さらにはCD離れも進んでいるいま 、こういう事がおこっても不思議ではない時代なのかもしれないけれど、(いまはみんなダウンロードで最新の音をgetし、PCを現場に持ち込みプレイするのだそうですから。)
みんなの気持ちは、そういう事とは別なんだよなぁ。
だって、いったいどれだけの思い出があるだろう。
どれだけ散財しただろう?(笑)
お金がはいると入荷日を心待ちにし、うきうきと渋谷へ向かうあの気持。
そこでみんなと会って、これ試聴した?とか、これ買う?買わない?とかと云って。そのあとみんなでゴハンたべて。
ゴハンたべながらもココロのなかでは、早くうち帰ってレコード聴きたいなぁって思ったり。 もしくは誰かのうちにそのまま押し掛けて聴いたり。
レコード屋はただレコードを買うだけの場所ではなくて、そこに行けば誰かしら友だちに会える場所であり、交流の場所だった。
音好き達のサロンだったんだ。その場所がなくなった。
同じエリアにあったマンハッタンレコードもHIPHOP店を残して閉店。DMRも新宿に移転だそうです。
あの場所のあのレコード村は、ひとつの文化でもあったと思う。とても残念で、寂しいです。こんな時代がくるなんて。幼いときに想像していた「近未来」にかなり近づいているのかな。
渋谷のあの辺だけは好きだったなぁ。
通販は続けていくとの事なので、私はコチラでお世話になろうと思います。
ありがとう、CISCO 。