カノムパン通信 -- khanompang:blog

あけましておめでとうございます。 皆様、今年もよろしくお願い致しますね。 2013年、どんな年になるでしょう。 いつでも新しい風を吹かせていたい私達です。 さて、きょうは私のまな板についてのお話しです。

高校生のときに、 日本橋大増というお惣菜やさんでバイトしてました。 そこには、あたまくるくるパーマかけて、制服のスカートの裾がくるぶしまであり、赤や紫の靴下を履いたみゆきさんというお姉さんや、 みんなから、ハハと呼ばれ慕われていた女性や、地元が一緒のちょい不良もどきや、そしてパンチみたいなパーマかけた店長がいました。 当時家庭に大問題のあった私にとって、そのバイト先は、まるで楽園のようでした。 実際、家の問題で堪らず泣いたりする事があると、みゆきさんや、はは、店長、みんな親身になって聞いてくれたりもしました。

ハハは私の事を気に入って、 自分の息子とデートさせたりしたなー。 (渋公のカジャグーグーだった！)

高校を卒業して、就職して一人暮らしをする事になった時に、店長がくれた餞別はまな板でした。 今でもそのまな板使ってる！ 気がついたら28年。 端が黒くなっちゃったとこは削ればいいのかな？ どんな過酷な状況下でも、 捨てずに一緒にここまでやってきたまな板。 死ぬまで使おうと思っています。 そのまな板削ってあげるよー！という方いらっしゃいましたらご一報ください。