カフェでベーカリーで時々屋台。coffee, bread, veggie dishes, and mobile kitchen.

第一回ボランティア活動の報告。その12011/05/28 19:40

壊れた建物

5月25日、26日と定休日を利用して宮城方面へ行って来ましたので、報告させて頂きます。

今回はNPO法人オンザロード東日本大震災 災害支援PROJECTに申し込んでの活動でした。自分の都合の良い日程で申し込めますし、ひとりでも大丈夫なので、何かやりたいけれど、どうしたもんか?とお考えの方にはぴったりなプロジェクトだと思います。申し込んで現地に着くまで、どんなチームに振り分けられるのかはわかりませんが、必要とされている大半の仕事は力仕事です。ですが、女性ひとりでの参加者、多数でしたよ。でもでも、是非力のある男子に奮って参加してほしいなぁと思いました。重機があれば簡単な作業も、人間の力では到底追いつかないような事態です。もし、ボランティアに抵抗がある、何も出来ないに違いない、というような気持ちのある方がいらっしゃいましたら、是非この機会に、そのような気持ちは一度タンスの奥にでもしまっておいて、被災地に行かれる事を私はお薦めします。1日でも日帰りでも受け入れてくれます。

この我が国日本に興った出来事は、日本人として自分の目でみておいたほうが良いと感じます。勿論、様々な事情で無理な方もいらっしゃるかと思いますが、健康な肉体をお持ちでしたら是非、と思います。なぜって、私は自分の家に帰ってきたとき、大きな安心感で泣きました。様々な設備の整った温泉に、二日続けて入れて頂きましたが、自分のうちの小さなお風呂が何といっても幸せを感じました。ふとんに体を放り出して猫と一緒に寝るのはなんと温かい事か。待っていてくれる家族のいる幸せ。避難所にいる多くの方々は、未だに、もしくはもう自分の家には帰る事は出来ないかもしれない。家族を失った方も大勢いらっしゃいますね。家賃を払うのに四苦八苦しても、帰る家があるというのは、とてつもなく幸せな事だと心底感じました。たった二日離れただけなのに、、、。

今回はガテン系の肉体労働でした。いい経験でしたが、体力回復しましたら次はやはり炊き出しに行きたいです。今回は住宅街にある小さな公園がゴミの山になっておりまして、そのゴミ山を公園に戻す、という作業でしたから、住民の方に殆どお会いしなかったんです。ですから次は避難所での炊き出しで、避難所のみなさんのお顔がみたいな、と思っています。

先は長いです。自分に出来ることを、頭デッカチにならずにやって行きたいと思います。このように被災地に向えたのは、支援Tシャツをお買い上げいただいた皆様のご協力のお陰です。前回の報告以降のTシャツの売り上げは7枚で10,500円でした。うち1万円を、今回の逗子から宮城県田尻までの往復交通費の一部に使わせていただきました。本当にありがとうございました!

今回の瓦礫撤去(公園)に必要な持ち物。
  • 安全靴
  • 滑り止めつきゴム手袋
  • 防塵マスク
  • 防塵ゴーグル
  • 帽子
  • 作業服

ほんの少しの切り傷でも破傷風になります。上記のものは必須です。参考までに!ありがとうございました!

2011年 5月 27日 貝沼まりこ

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