カフェでベーカリーで時々屋台。coffee, bread, veggie dishes, and mobile kitchen.

おしらせ色々2007/07/01 07:45

やったー! 7月ですネ。 いよいよ夏!! 夏休みまえの営業も残すところあと3日となりました。(きょうを入れたら4日)

工房も暑くなってきましたが、頑張ってパン焼きます。

通販の発送がすべて終了致しました。 もし「注文したのに、まだ届かないー!」というかたがいらっしゃいましたら ご一報ください。 よろしくお願いします。

本日のトゥデイズ スペシャルはベジタブルターリ(南、北ミックスのインド野菜定食)です。 豆ミートを使ったキーマカレーなど、うまうま満載です。

今南インドにいます2007/07/16 21:21

7月8日いつものNEX、いつもの成田、いつものエアインディア、ただ、その行き先はインド!デリー経由ムンバイ、5時間くらい空港で暇つぶししてバンガロール行き国内線に乗り継ぎ、到着したのが7月9日早朝4時すぎ。小さな空港にはぼくら二人以外の外国人ゼロ。さすがゼロを発明した偉大なるインド。

空港の外は暗くむっとする熱帯の夜。客引き、タクシー運転手、出迎えの人、警備員。誰もがひかえめで拍子抜けたが皆、単に眠かったのか。その中には、バンガロール在住のトモコさんに予約してもらったホテルエンパイアの出迎えはいなかった…。

到着時間が2時間ほど遅れたからだろう、と気を取り直し、出口側の電話おじさんに金を払ってホテルに電話。出迎えの人の携帯番号を聞き再び電話。しばらくして迎え到着。TATAの小型車に乗り込んでいざ夜のバンガロールの町へ。しかし眠い…。

バンガロール2007/07/17 23:37

中級ホテル

バンガロールの気候は雨期といってもたまに雨が降るくらいで過ごしやすくエアコンはいらないくらい。インド一のIT都市だが停電はしょっちゅうある。タイのチェンマイなみに排気ガス臭い。

今回ホテルは2泊予約してあるが、24時間チェックイン&アウトというシステムなので、トリヴァンドラムへ向かう列車の出発日である3日目は朝5時までに出なければ3泊分になる。

宿は中級W1075RSで、テレビ、ホットシャワー、電話、新聞つき。ルームサービスもあるよ。ボスが日ごろの疲れで倒れてしまったのでこれくらいの部屋をとっておいて良かった。一階のレストランもうまかった。

歩いてすぐのMGロードに出ればスーパーやコーヒーショップ、銀行が並ぶ。地下鉄の工事をしていて来年には鉄道駅とも結ばれる予定。ディーン&デルーカみたいな高級スーパーでは本格的なパンも売っていた。カレーリーフ入りローフ購入、旨し。

出発の7月11日にはすっかりボスの体調も良くなった。夕方、宿のポーターにオートリクシャを捕まえてもらってシティ駅へ。ガイドブックにはMGロードが町の中心のように書かれていたが、やっぱり駅の方が賑やかだ。帰りは駅の側に泊まろうかな。

列車の出発時間は9時45分。それまでは腹ごしらえ、人間観察。シーズンオフのせいか駅にも外国人は数えるほどしかいなかった。念のため駅の薬局で腹下しの薬と風邪薬購入。これで何食ってもオーケーだ!イエイ!

プネーから来た若者二人と立ち話。インド人の20代は男も女もおしゃれだし、インドなまりが強いけど英語を話す。ソフトウェア関係の仕事で出張だったんだって。

電光掲示板に目的の列車の案内が出たのでホームに向かう。すでに列車は到着していたが、あまりに長い列車で自分たちの車両がなかなか見つからなかった。あちこちでインド人に尋ねてなんとか乗車。車内でやっと出会った外国人はハーレクリシュナ教徒のイタリア人。車両にいるすべての人たちへ順番に勧誘していた。非常に体臭が強く立ち去った後もしばらく匂いが残る。まずシャワーを浴びてから勧誘した方が確率高まるのではあるまいか。

やがて列車は定刻どおり、3番ホームから18時間の長い旅程を走り出した。

トリヴァンドラムそしてコヴァーラム2007/07/21 22:28

きれいな部屋

相席になったのはコーチンへ帰るという3人の親子。母親のひざが悪いので寝台の上下を交換。インドの寝台はタイのと違って自分でベッドメーキング。面倒くさい。コヴァーラムへはアーユルヴェーダを受けに行くといったら、母親はしきりにヨガを薦める。いやあ、もう他力本願したいんですって。

次の日の昼頃、親子は降りていった。列車は少し遅れ気味だ。そろそろ腹が空いたので、駅でワダ(インド風ドーナツ)15RSとミールス弁当20RS購入。弁当の量が多いので二人で分けた。うまい。

途中だいぶ急いで予定より45分遅れで4時頃トリヴァンドラム到着。さらばカニャクマリエキスプレス。7月12日

駅から出るとたくさんの客引きに囲まれる。コヴァーラム行きを継げて、一番安く言ったおじさんのオートリクシャに乗った。しかしこれが大間違い。全然道を知らない。アチコチ止まっては人に道を尋ねる。やっとたどり着いたのはお寺の側。ここはどこ?また人が集まって来てあーだこーだ。(しかしこれが一所懸命走ったから余計にくれ、というおじさんの作戦だったのだ。)小麦袋を背負った親切な若者の案内で、細い路地を歩き、やっと目的の宿までたどり着けた。さあ、せっかくのシーズンオフプライスだと一番デラックスな部屋に決めたよ。プライベートバルコニーとプライベートルーフトップ付きツイン350RS。

第1夜の夜ご飯は宿近くのレストラン。小麦粉青年もお薦め。うーん味が濃い。その後たくさんの土産物屋とレストラン、宿が立ち並ぶ海岸沿いを散歩。ほとんど人がいない。どこのレストランもリゾート価格だった。明日からは安くてうまいご飯を食べられるミールス(定食)屋を探さなければ旅が終わる前に破産しちゃうぞ。

コヴァーラムその12007/07/28 00:41

ミールス屋

こっちの天気はどうかというと、雨期なので暑くなく、たまに雨が降るけれどしばらくすれば止み、夜の海岸は湿気がひどいけど全体に過ごしやすい。海は波が高く冷たいし、この時期は透明度も低いのでわざわざ入る事もないと思うのだが、せっかくここまで来たんだからと入っている人たちもいる。週末はインド人観光客も集まってくるがどっちにしろオフシーズンなので静かだ。

驚いたのは日本のハト並みにカラスがたくさんいる事。椰子の木の上でカーカー鳴いている。たしか現地マレヤラム語でカーケっていってた。夜になると用水路には蛍が光り、カエルや鈴虫の声。

しばらくは町の構造を把握するために歩き回る日々。ローカルエリアに迷い込んだらあまり英語は通じない。外国人と見れば「スクールペン!スクールペン!」といいながら子供たちがわらわら集まってくる。誰だ、変な言葉教えた奴は!

HOTELと書いてある監獄みたいなところが定食屋の目印で、午前中はティファンという南インドの朝食をやって、昼はミールスという南インドの昼定食を出し、午後はティータイムでチャイやコーヒー(南インドはコーヒー産地)とバジやワダといったスナックを出す。こういった所は安く(ミールス20RS前後お代わり自由)南ならではのインド料理が味わえる。早速宿の主人もお薦めの定食屋に行ってみた。なんと最初に着いたお寺の前の店だった。うまい。しばらくに通う事になったが、量が多くて毎食は食べられないのだった。残念。